2011年11月03日
まじめな人が損をする?主婦年金問題決着

「主婦年金 過払い返還求めず 決着
なお不公平感くすぶる
一部の高齢女性 特別扱い
2011年11月2日 日経新聞 5面」
迷走していた主婦年金問題が解決しました。
関連記事:「主婦年金問題の救済案」
「主婦の方、年金加入の確認を」
「年金制度、主婦に負担増」
本来手続きをして年金保険料を払わなければならなかった人が
誤った記録を元に余分に年金を受け取ってしまっていました。
当然、まじめに手続きをして保険料を支払っていた人からすると
こんな不公平はありません。
現在保険料を支払っているわれわれ現役世代から見ても同じ
ことが言えます。
当初は過払いであった対象者については生活に配慮した一定の
条件のもと変換してもらう案が検討されていましたが、最終的には
反対する議員の声に押し切られる形で「返さなくていい」方針と
なったようです。
ある民主党関係者は、
「いつあるかどうか分からない選挙を前に、高齢者に負担を強いる
判断は出来ない」
と、漏らしたそうですが、選挙でいい条件を確保するためなら
将来にツケをまわしてもかまわないというように聞こえてなりません。
カチンときますが、政治が高齢者の意見重視で動いている現状に
ありながら選挙に行かない若者、現役世代が多いのも事実です。
こうした現状は、私たちが作り出していると言えるかもしれません。
ちなみに、主婦年金では95%の人は正しく手続きをして保険料を
収めているようです。
しかも、正しく届け出た結果年金が減額された人が50万人もいる
そうです。
一方、今回の決定で救済され、過払いの返還請求から免れる人は
5万3千人だけだそうです。
まじめな人が損をする、そんな政治判断はますます国民の信頼を
裏切るのではないかと感じます。(-_-;)
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは こちら
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Posted by FP-Dai at 08:41│Comments(0)
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