2012年12月22日
ゆうちょ銀行が住宅ローン参入
「住宅ローン 参入段階的に
ゆうちょ銀、民営化委が容認
直営限定 まず82店
2012年12月19日 日経新聞 5面」
政府の郵政民営化委員会はゆうちょ銀行が申請していた融資業務の
なかで、住宅ローンについて条件付で容認したとのことです。
中小企業向けの融資については民間金融機関への配慮から見送る
ようです。
参入する住宅ローンはすでに民間の金融機関の競争が激化している
ため、無理な金利引き下げや甘い審査などが横行すると収益性や
リスク管理の面で問題が出てきます。
民営化とはいえ、間接的に政府出資ができることからすると、
ゆうちょ銀行が負債を抱えると結果国民の負担が増えることにも
なりかねません。
利用者側からすると、選択肢が増えることはウェルカムでしょう。
しかし、現状選択肢が多すぎて一般消費者では選びずらい状況に
あるともいえます。
また、金融機関によっては得意とする住宅ローンの種類が分かれる
ため、ごく一部の選択肢しか説明されていないように感じます。
例えば変動金利が得意な金融機関は固定金利の説明が少ないか
ほとんど無く、「みんな変動で借りている、しばらく金利は
上がらないだろう」などといった印象を植えつけているように
思えます。
さらに、民間の金融機関ではほとんどが「変動金利推し」という
状況であるため、どの銀行に行っても変動金利を勧められる、
変動金利が普通なんだと言う誤解も生じやすくなっています。
ローンを完済するまでは「マイホーム」ではありません。
目先の甘い言葉に惑わされずに、安全に完済する方法を考えたい
ものですね。
関連記事:「住宅ローン金利下げ、消費増税前の駆け込み急げ?」
「民間企業の給与、2年ぶり減409万円」
「中古住宅市場拡大で私たちの選択肢も広がる」
「住宅ローン金利優遇検討、フラット35」
「家を買うときなぜフラット35を勧められないか」
「住宅メーカー、消費増税駆け込み狙う」
「消費税増税でマイホームが買えなくなる?」
「住宅ローン活用法、固定・変動しっかり考えたい」
「一生涯安心して暮らせる住まいを考えたい」
保険の窓口 浜松 ほけんの窓口 浜松市 静岡 浜松市 保険ショップ
浜松・静岡で保険選び
ファイナンシャルプランナー FP-dai
中立な立場で住宅ローンの相談ができる・・・
「30年後も笑顔」を目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー