2011年08月26日
家計の蓄え、普通預金が増えてます
「個人マネー滞留一段と
家計の普通預金残高
震災で安全志向
手元資金積み増す
2011年8月25日 日経新聞 1面」
個人マネーが株式などのリスク資産に向かわず、銀行の普通預金に
滞留しているそうです。
家計が国内銀行に預けた普通預金の残高は200兆円近くに達し、
前年同月比の伸び率は6%と5年ぶりの大きさとなったそうです。
震災をきっかけに直ちに引き出せる普通預金に資金を預ける
傾向が強まったほか、所得や雇用の先行き不安から手元資金を
積み増す動きも増えているとのことです。
震災の被災者向けに支払われた保険金が普通預金に置かれている
可能性もあるようです。
生保・損保・主な共済が支払った保険金は7月時点で1兆8000億円、
全国から集まった義捐金も1600億円強が被災者に届いている
そうです。
震災がなくても、家計の防衛色が強まっていました。
それまでに見えていなかったリスクも顕在化したのかもしれません。
FPの考え方でも、「緊急予備資金」という資産管理方法があり、
すぐに現金化できる資産は一定額は必要です。
それがどのくらいの金額なのかということを考えておくことも
有意義ではないでしょうか。
今の状況をピンチと捉えるかチャンスと捉えるかは、それぞれの
判断になりますので・・・(*^^)v
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは こちら
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Posted by FP-Dai at 08:17│Comments(0)
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