2011年07月24日
「震災で家族を大切に」、消費行動にも現れ

「消費分析 親とともに行動、が多数
スーパーでの買い物・温泉旅行に需要
若者方中年に広がる
2011年7月20日 日経MJ 2面」
東日本大震災で家族の絆が重要だとの認識が高まっているようです。
日経産業地域研究所の調査では、そうした「家族の磁力」から親と
一緒の消費行動を普段から心がけるようになった人が多いことが
わかったそうです。
同居の親や義理の親とスーパーに買い物に行きたいという人が多く、
一緒の旅行では温泉に入ってゆっくりすごしたいとの声が目立ち、
親との絆を深めたいとの欲求が震災後の消費を活性化させる糸口
として注目されそうとのことです。
震災はたくさんのものを奪っていきましたが、忘れていたこと、
考えなければならないことに気づかせられるきっかけになっています。
関連記事:「節電がつくる家族の絆」
核家族化、世帯の単身化が進んでいる昨今ですが、やはり家族という
マンパワーに勝るものはありません。
例えばリスクを回避するために、どれだけ保険にたくさん入っても
周りに信頼できる人がいなければ、役に立たない可能性も十分に
あります。
家計の運営という立場から見てもそういえます。
贅沢をしない人並みの暮らしを目指しても、一昔前の夫が働き
妻が主婦として家を守るというスタイルは、相当の年収がないと
成り立たなくなってきています。
これからは、増税や景気の先行き不安からさらに厳しい時代になる
可能性があります。
親世代との協調ということが重要であることは当然だと思います。
新しい時代のライフプランは、「サザエさん」一家に見習うものが
あるかもしれませんね
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ファイナンシャルプランナー FP-dai
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「30年後も笑顔」を目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー

Posted by FP-Dai at 10:13│Comments(0)
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