2011年07月02日
婚活が重要?晩婚化・未婚化・生涯未婚率上昇
「国勢調査から 晩婚化・未婚化
30~34歳男性 ほぼ半数
2011年7月2日 日経新聞 4面」
少子化が進む原因のひとつに、結婚行動の変化があります。
2010年の国勢調査では、晩婚化・未婚化がより鮮明になりました。
調査結果によると、30~34歳で未婚の男性は46.5%と全体の約半数
に迫ります。
戦争直後の1950年にはわずか8%であり、1980年に20%を超えてから
一気に上昇したようです。
女性の未婚率も上昇しています。
男性と同様に30~34歳未満の未婚率は
1980年 9.1%
1990年 13.9%
2000年 26.6%
2010年 33.3%
となっており、わずか20年で20ポイント近く上昇しました。
女性は、収入が多い人ほど結婚していないという統計もあり、
女性の社会進出や、景気低迷による男性の収入減なども影響して
いる可能性もあるでしょう。
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国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、独身者で結婚を
望んでいる人は男女ともに9割に上るとされていますが、適当な
相手が見つからなかったり、雇用や収入が安定していないなどの
理由で結婚に踏み切れない人も多いと分析しています。
生涯未婚率も上昇しています。
人口学では、45~49歳と50~54歳の未婚率の平均値を「生涯未婚率」
としています。
2010年の統計では、
男性 19.4%
女性 9.8%
となっており、男性の5人に一人は生涯未婚である可能性がある
という状況です。
20年前(1990年)と比較すると、男性で14ポイント、女性も
5ポイント上昇しており、結婚に対する意識も変わってきていると
いえます。
人口の減少は、財政、景気、社会保障、などさまざまな問題を悪化
させます。
婚活が、日本の未来を救うかもしれませんね(*^^)v
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Posted by FP-Dai at 13:25│Comments(0)
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