2011年06月10日
アラフォー団塊ジュニアの出産増で出生率増加
「出生率推計に想定外
昨年1.39、5年前の予測上回る
団塊ジュニア 出産増
2011年6月10日 日経新聞 4面」
出生率が政府の見通しを上回る傾向が続いています。
昨年の人口動態統計によると、出生率は1.39と前年に比べ0.02ポイント上昇しました。
2005年時点での予測は、高めに推移して1.33、平均的なケースで1.22とみられていたため、この水準は大きく超えました。
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ここ数年の特徴は、団塊ジュニアの30代後半から40歳代の母親の
出産がけん引役になっている点が挙げられます。
05年以降の「婚活」ブームで40歳前後のアラフォー世代の出産や
ライフスタイルが注目されたことが後押ししたと分析されています。
ただ、出生率が2.07に上昇しなければ人口減少は食い止められず
少子高齢化のトレンドが好転することは考えにくいようです。
団塊ジュニアも徐々に高齢化することから、もっと若い人が
安心して子供が産めるような対策はまだまだ必要です。
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子供の出産時期=子育て期間が決まる、ことから、出産はライフ
プランを大きく左右する要因の一つです。
40歳で子供を産むことは決して悪いことではありませんが、
20代で産むこととは経済的な準備は全く異なります。
40歳で産まれた子どもが大学を卒業する22年後には、親は62歳
になっています。
住宅の購入もこれから、老後の貯蓄もこれから、という人は
そこに教育費の準備が加わることになります。
子供の教育費で手一杯、住宅ローンも繰り上げ返済できず
たっぷり残っている、という状態で定年を迎えてしまうと
退職金がいくらあっても足りません(-_-;)
全て同時進行で成し遂げる計画が必要になります。
もちろん、40歳となればそれなりの大人ですので、貯蓄もしっかり
ありますよね?
お金の貯め方、増やし方も十分ご理解いただいていると思います。
万一そうでない方がいたら・・・
お近くのファイナンシャルプランナー(FP)を活用されることを
お勧めします(*^^)v
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ファイナンシャルプランナー FP-dai
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Posted by FP-Dai at 21:56│Comments(0)
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