2012年05月10日
銀行窓口で契約トラブル、相談約4倍

「一時払い終身 相談急増
契約時保険料を一括払い
銀行窓口 解約トラブル相次ぐ
高齢者 預金と混同
2012年5月9日 日経新聞 34面」
銀行の窓口で販売され、契約時に保険料を一括して支払う「一時払い
終身保険」のトラブルを巡る相談が急増しているそうです。
国民生活センターへの相談件数は2009年度に比べ、昨年度は約4倍。
中途解約では「元本保証」されないケースが多く、高齢者が定期預金と
混同して契約してしまうケースが目立つようです。
金融ビックバン以降、金融機関各社で相互に商品を販売することが
一般的になりました。
今では銀行や信用金庫などの窓口でも、投資信託、国債、保険などが
普通に販売されているため、利用者である私たちも十分理解して利用する
ことが大切です。
証券会社の窓口であれば、はじめからさまざまなリスクがある前提で
説明を受けるでしょうし、保険の担当者の説明であれば、当然保険に
加入するものとして契約するでしょう。
しかし、銀行の場合は、通常の預け入れ、振込、定期貯金、ローン
などの手続きと同じ流れでリスク性商品の申込も出来てしまうため、
なんとなく得だからという理由で申し込むと、思いのほかリスクがある
商品だった、となってしまいがちです。

もちろん、勧める金融機関側の説明が最も重要で責任もあります。
不景気のため会社が倒産したり業績が悪化したりすると、金融機関が
お金を貸し出す先が減ってしまうので、預金で預かるよりも手数料が
稼げる保険や投資信託の販売に力を入れているということもあります。
大人の消費者としては、こうした事情もあった上で商品の提案を
受けるということを承知しておきたいところです。
本来は私たちファイナンシャルプランナーがもっともっと活躍して
消費者の皆さんの力になるべきですが・・・
自分の力不足にも反省すべきですね(^^ゞ

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Posted by FP-Dai at 14:25│Comments(0)
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