2011年12月07日
二世帯住宅人気上昇中、子供世帯からの希望増
「二世帯住宅で安心築く
30~40代、再評価の動き
将来見据え負担軽減 家族の意識強まる
2011年12月6日 日経新聞 29面」
住宅を初めて購入する30~40代の間で二世帯住宅が見直されている
そうです。
かつては親世帯の面倒を見るという動機が目立ったようですが、
最近は将来の暮らし向きへの不安から経済的な負担を軽くできる点に
注目が集まっているそうです。
所得の減少や雇用不安が増すなか、土地や建物を購入して多額な
住宅ローンを抱えることは年々きつくなっています。
そこで親子で財布を出し合ったり、親が持つ土地に子世代が住宅を
建てることができれば貯蓄などに回せる余裕も大きくなると
いうわけです。
最近の政治・経済の背景から見ても、世代間の財産の有効活用は
重要だと考えられます。
現在日本の借金は924兆円、国民一人当たり722万円となっています。
関連記事:「国の借金924兆円、一人当たり722万円」
借金の使い道の多くは、今までの(過去の)経済を支えるためとして
使われてきましたし、現在も増え続けている医療費や年金などの
社会保障費も、多くが高齢者のために使われています。
ようやく消費税増税の声が高まってきましたが、負担の多くが先送り
となり、将来世代へツケをまわしている状況です。
つまり、子育て世代の親世代(団塊の世代)以上の年代の国民に
借金をして富を分配し、その返済を子育て世代以下の将来世代が
負担する構造になっています。
親世代が蓄えた財産やこれから受け取る年金も含めた資産を上手に
引き継げる家庭とできない家庭では、大きな格差となって人生に
影響するでしょう。
なんとなく親との同居は気を使ってイヤ、だからと土地付一戸建てを
購入するのは、身の丈以上の贅沢という時代になりつつあるでしょう。
また、東日本大震災以降「遠距離にいる両親や子供などとできるだけ
近くに住もうと考えるようになった」と考える人が増加し、家族の絆
を大切にしたいという意識も高まっているようです。
出世競争やキャリアアップで収入を上げる努力ばかりでなく、
身近にいる家族との関係を良好に保つ努力をしたほうが、経済的にも
精神的にも豊かになれるような気がします。
極めて当たり前のことですが・・・(^^ゞ
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは こちら
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Posted by FP-Dai at 08:47│Comments(0)
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