2011年10月11日
マイホーム買わず、一生賃貸派広がる

「将来マイホームを「購入したい」44%
賃貸派、広がる兆し
2011年10月10日 日経新聞 15面」
国土交通省が9月に発表した2011年の基準地価は全国平均で3.4%の
下落となったようです。
下落は20年連続で「土地神話」が崩壊して久しい状況の中、
「マイホーム」に関する意識調査を日経新聞が行いました。
現在持ち家が無い人に将来マイホームを購入したいか聞いたところ、
・購入したい 44%
・購入したくない 20%
・わからない 36%
となり、購入したいと明確に考えている人は半数以下であったそうです。
購入したい理由は以下の通り(上から順に上位)
・高齢になったとき安心
・借り続けるより得
・憧れだから
・自由にリフォームできる
・家族に家を残したい
一方で購入したくない理由は
・賃貸のほうが住み替えしやすい
・頭金を蓄えられそうに無い
・買うより賃貸のほうが得
・親と同居している(する予定)
・住宅ローンを組むのが不安
という結果だったそうです。
「住み替えしやすい」「親と同居」という答えは、近年のライフ
スタイルの変化や、物を所有することに必ずしも執着しない傾向など
が反映されている間があります。
特に若い世代で、シンプル族と呼ばれる「消費しない消費者」が
増えつつあり、そうした若者がこれから住宅市場で主要顧客になって
いくことから、こうした傾向がさらに強まるかもしれません。
関連記事:「20代の価値観、ぶれないモノサシ」
「若者はお金を使わない」
「中古ライフスタイルが新しく」
「頭金を蓄えられそうに無い」「住宅ローンを組むのが不安」
というのも、厳しいかな現実のようです。
賃貸や持ち家がいずれも「得」だと思うからそれを選択する、
というのは少々悲しい理由のような気がします。
特に「家賃より得だから」という理由で住宅を買おうというのは
非常に危険です。
家賃並みの返済で新築の家が買えることはまずありません。
(家賃を15万円とか20万円とか払っているとか、自己資金が購入価格の
半分以上あるとかなら別ですが・・)
住宅ローンという借金をするということは、今までよりもはるかに
険しい山に登ることになるからです。
だからといって、尻込みして何もかもあきらめることはありません。
しっかりした準備と正しい知識を持ち、自分の体力に合った山に
少しでも安全なルートで挑めばいいのです。
しかし、残念なことにそうした準備をする機会も、消費者側に立った
知識を伝える場所も、自分の家計の体力を確かめる方法も、
まだまだ少ないのが現状です。
でも、まったく無いわけではありません。
探せば簡単に見つかります。
私たちファイナンシャルプランナーは、そうした家計の道先案内人
として、きっとお役に立てるでしょう。
現実と向き合う作業はとてもキツくて、自ら進んで行うには
勇気がいると思います。
でも、安易に道を選んで家族も道連れ、なんてことになる前に、
一度人生の地図を確認してみることもいいんじゃないでしょうか。
関連リンク:家計の健康診断
「【無料】住宅購入の資金計画相談会」
購入派も賃貸派も、自信を持って選んだ道を歩いていけるはずです。
険しい道にも、すばらしい景色が付いてくると思いますよ。(*^^)v
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは こちら
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Posted by FP-Dai at 08:17│Comments(0)
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