2011年06月21日
日本にも物価上昇が忍び寄る?

「先進国にも物価上昇圧力
資源・素材高+中国製品値上がり
景気には停滞感 金融政策かじ取り難しく
日本はなおデフレ基調
需要不足年20兆円
2011年6月20日 日経新聞 3面」
新興国・資源国に端を発した物価上昇が先進国にも広がり始めて
いるようです。
原油などの資源や素材の国際市場での値上がりが幅広い商品・
サービスの価格に転嫁されているようです。
中国での賃金上昇を背景に、中国からの輸入価格も上昇基調を
強めていることも要因に挙げられています。
そんな中日本はいまだにデフレ基調の中にいます。
国内で生み出される供給と、国内で消費される需要の差は年20兆円
に達し、モノやサービスの価格は下がりやすい状況にあります。
しかしながら、そんな日本にも資源高や食料高という、外からの
物価上昇圧力は強まる可能性もあります。
原子力発電所事故の影響で電気料金の引き上げも見込まれています。
家計の収入が上がらないと、その他の分野に回すお金が減り、
結果的に国内の需要をさらに引き下げてしまう可能性もあります。
消費税などの増税や、社会保険料の引き上げも検討されています。
私たち家計の防衛策としては、極論として
① 収入を増やす
② 支出を減らす
③ あるものを増やす
の3つしかありません。
真剣に考えるのは、早ければ早いほどいいでしょう(^^ゞ
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Posted by FP-Dai at 15:57│Comments(0)
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