「再保険料率上げ　アジア全域で
　　災害頻発・・・日本5％　豪など1～2割
　　損保各社　企業に転嫁も
　　　2011年3月27日　日経新聞　5面」


これだけの大規模震災があると、私たちも地震保険について関心が
高くなってきますね。

地震保険はいわゆる損害保険会社が扱う保険ですが、今回のように
ひとたび大きな震災が起こると支払わないといけない金額も当然
莫大なものになってしまいます。

震災が起こるたびに保険会社の経営が危うくなったり、小さな
規模の保険会社が次々潰れてしまったりすると世の中が不安定に
なってしまいますので、とても困ります。

こういった自然災害のための大きなリスクを回避するために、
「再保険」という制度があります。

保険会社が入っている保険、というイメージですが、企業向けの
災害に対する再保険については民間の専門の保険会社が取り扱って
います。

英国ロイズ保険組合や独ミュンヘン再保険、ハノーバー再保険、
スイス再保険など、普段はほとんど聞くことのない会社が世界展開
をしています。

これらの再保険会社が、アジアにおける自然災害のリスクが高
まったと判断し（当たり前ですよねぇ）4月以降の保険料率を
引き上げる方針でいるようです。


と、いうことで、その分これからの地震保険料金は上がるだろう
と予想されますが、今回の記事はあくまで法人向けの保険のお話し。

私たちが自宅などに掛ける個人の地震保険については、これからの
動向が気になります。



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ファイナンシャルプランナー　ＦＰ－dai

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