「地震保険問い合わせ1.3万件
　　損保5社、地震で殺到　
　　　2011年3月19日　日経新聞　6面」

「人材派遣　損保向け事務増加
　　震災で問い合わせ多く
　　　2011年3月19日　日経新聞　17面」

「生保　他社の契約も照会
　　生保協が制度　保険金迅速支払い
　　　2011年3月19日　日経新聞　6面」


東日本大震災をきっかけに、保険の大切さを再確認した人も多かった
ようです。

11日に震災が起きてから18日までの間に、大手損害保険会社5社に寄せ
られた問い合わせは約1万3千件あったそうです。

問い合わせの内容は、地震保険への加入希望、契約の有無の確認、
保険内容の照会などで、地震が起きる前はほとんどなかったとのこと
です。

損保各社はこうした問い合わせの対応や支払業務の増加などのために
人材派遣などで事務員の増強を図っているそうです。

また、生命保険においても、証券がなくなってしまったり、契約の有無や
内容を知る人が無くなってしまった場合（一家全員亡くなってしまったり、
子供を残して両親が亡くなってしまったり）などの対応として、生命保険
協会に加入する会社47社のどこに問い合わせしても契約内容を照会できる
制度を作ることになりました。


保険というのは、請求して初めて支払われるものなので、加入している
だけで安心するのは早いのです。

毎日毎日自分が加入している保障の内容を気にする必要はないと思いますが、

・保険証券の管理はきちんとできていますか？

　　証券が送られてきた封筒に入れっぱなしで開封もしないままになったり
　　していませんか？
　　また、封筒のまままとめているだけで、どれが証券か分からない、
　　なんてことはありませんか？

・引っ越しなどをした時、きちんと変更を連絡してますか？

　　個人情報保護法が施行されてから、契約者が住所や電話が変更されて
　　届け出ないと、保険会社は連絡を取れなくなってしまいます。

・何かあった時、どこに連絡すればいいか分かりますか？

　　保険会社の担当者も永遠に仕事ができるわけではありません。
　　入れ替わりが激しい業界の体質を批判するよりも、自分がしっかりと
　　対応できるようにしておいた方が賢明です。

・家族以外であなたが保険に加入していることを知っている人はいますか？

　　両親や兄弟、親戚など、あなたがどんな保険会社の保険に加入して
　　いるか知っている人はいますか？
　　詳しい内容までは伝えなくても、あなたの見方になってくれる人には
　　知っていてもらった方がいいでしょう。


電池やラジオ、カセットコンロなどを買い占めたりする前に、こんな時
だからこそ今一度ご家庭のリスク管理について再確認してみてはいかが
でしょうか？

ファイナンシャルプランナー（ＦＰ）は、資産運用だけでなく、財産を
守る資産管理のお手伝いもいたします。
ご不安な方は、お気軽にご相談を。


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