「虚を突かれたウォール街
　　巨大地震と日本経済　海外の視線
　　復興への道筋問う
　　　2011年3月18日　日経新聞　5面」


円高・株安が日本経済を震撼させていますが、今回の震災は
日本だけの問題ではありません。

アメリカのダウ平均株価は震災以降3％下げ、年初からの上昇分を
ほぼ帳消しにしましたし、「今年の日本経済は2％近く成長し世界
経済を支える」と期待していたファンドなどもあり、一転して
景気下降のリスクにさらされた企業も多いようです。

中国に抜かれたとはいえ、世界3位の経済大国日本の急激な失速は
世界の経済を揺るがす恐れがあります。

世界からは、同情だけではなく、本当に早く復興して欲しいという
期待が感じられます。


また、悲観的な見方だけでなく、日本の再生を信じて支持している
投資家もいます。

債券投資で世界最大手のピムコはそんな投資家の一つです。

・落ち込んだ需要は復旧活動とともに急回復する
・貯蓄が豊富な日本は資金の調達も有利
・日本の復活は世界にとっても必要なので、支援も得やすい

などの理由で、「日本は復活する」というシナリオを考えている
ようです。


ただし、重要な条件が続きます。

素早い政策でインフラの復旧、個人の支援などの手が打てるかどうかが
再成長のカギとなり、「結局は政治」次第という結論のようです。


政治には無関心、という人も多い昨今ですが、その政治家を選んで
いるのは我々です。

やはり、政治に参加すること、選挙で政治家・政党を選ぶことは
非常に重要で責任のあることだと再確認させられます。


日本の復興も、世界経済の発展も、実は私たちの選挙での一票次第
だという事でしょう。


とりあえず今は、菅さん、枝野さん、民主党の皆さん頑張ってと
エールを送りたいですね(~_~;)


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