2011年03月23日

震災 自宅避難者の現状

「地域の輪 命つなぐ
  自宅避難者、物物交換で融通
  物資まわってこない
   2011年3月22日 日経新聞 19面」


東日本大震災で被災したものの全壊を免れて自宅にとどまる
避難者の間で、物物交換などで互いの生活を支えあう動きが
広がってきているそうです。

テレビのニュースなどを見ていると、避難している学校・
病院・公民館などの映像が多くみられますが、実際には
自宅避難者も相当数おられるようです。

集合している避難場所についてはある程度まとまった物資が
届けられているようですが、自宅避難者のところに個別で
届けられることは難しいようです。

また、どこに何があるのか、どうすれば手に入るのかという
情報も不十分であるため、物資を手に入れるのは困難なようで、
「災害支援物資」と張り紙されたトラックが行きかう姿を
横目に見ている現状のようです。


結果的に被災者同士で必要なものを物物交換で手に入れる
「地域の輪」コミュニティで現状を切り抜けているようです。


個人情報保護法が施行されたあたりから、私たちは「個人情報」
について過敏になりすぎているのではないでしょうか?

同じマンションやアパートに住んでいる人の名簿もありませんし、
子供が通っている学校のクラスメートの連絡先すら、仲の良い子
で個別に知らせあった人しかわかりません。

大規模災害が起きた時、だれがどこに住んでいて、無事なのか
どうかもわからない、という状況はたやすく考えられます。

神戸の震災の時もそうだったとニュースなどで知りましたが、
やはり、近くにいる人のマンパワーが最も大切だそうです。

今一度、近くにあるコミュニティ、ご近所づきあいについても
考えた方がいいかもしれません。


関連記事:「震災支援物資を受け付けました
     「自動車メーカーは震災後どう動いたか
     「震災で苦しんでいる業界
     「外国から見る日本復興のポイント
     「被災時、生命保険を解約せずに活用する方法
     「東北地震---経済動向と地震保険---





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震災 自宅避難者の現状



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この記事へのコメント
こんばんは

個人情報に敏感過ぎ・・・

わたしもそう思います

それを盾にとっているような雰囲気の人もいたりして・・・
こんな時
関わっているひとが困るだろうなー

近所づきあいは苦手な方だけど

最低限の事は しなきゃ・・・
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2011年03月24日 00:45
サンダーのママさん
コメントありがとうございました。

ご近所づきあい、というか他人とかかわるのは
とかく気を遣ったりエネルギーがいりますよね。

私も偉そうなことを言っても得意な方ではないのですが、
楽に流されないようにしなきゃって思います(^^ゞ
Posted by FP-DaiFP-Dai at 2011年03月24日 10:47
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