2013年05月03日
金融教育実践的に、でもホントに必要?

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「金融教育 実践的に
MRI問題再発防げ!
金融庁・日銀が検討
投資助言の強化も
2013年5月2日 日経新聞 5面」
金融庁と日銀は金融教育を強化するそうです。
月内にも推進会議を作り、個人が最低限身につける金融知識を
体系化したり、中立的な立場で投資助言ができる人材活用策を
検討したりするとの事。
従来の金融教育は金融や経済の仕組みといった知識の習得に
重点を置いていましたが、ローン契約や投資する際に役立つ
内容を加えるようです。
個人が実践的な知識を身につけ、金融取引で被害にあわないように
するのが目的です。
小中高校で教える金融教育の基本的な知識を整理し、金融庁と
文部科学省が協力して教科書やマニュアルに反映させる予定
だそうです。
「金融教育」というと、資産運用やら投資やらと、リスク性の高い
手法を学んで働かずしてお金を手に入れる「ずるがしこい」勉強、
というような負のイメージをもたれる方もいるかもしれません。
(いないかもしれません。私の勝手なイメージです(^^ゞ)
私は、そのような感覚を持つ人がいたとしても、「当たらずとも
遠からず」だと感じます。

私がFPの仕事をしていて最も重要だと思うのはライフプラン、
人生設計です。
大げさな感じがするかもしれませんが、「どうなりたいか」、
「何をしたいのか」という目的を決めることが最優先するべき
課題だということです。
・家族で仲良く暮らしたい、とか
・歳をとってもお金で苦労しないようにしたい、とか
・誰よりも成功して財産を築きたい、とか
・大切な人を守りたい、とか
・仕事以外の不労収入で暮らしていきたい、とか
人にはたくさんの夢や希望があって然るべきでしょう。
その目的をかなえるために費用がかかるとしたら、いくら必要なのか。
いつまでに必要なのか。
そのためにはどうしたら良いのか。
検討した結果、手法として投資や資産運用が有効であるならば
活用する、というのが本来の順番だと思います。

そうした目標の設定がごっそり抜け落ちたまま、
・お金は誰にでも必要でしょ
・お金はあればあっただけ良いに決まってるでしょ
・楽して増えれば良いに決まってるでしょ
・お金持ちや外国人はみんなそうしているから正しいことでしょ
という前提で「金融教育」が始まるのであるなら、物事の本質を
見失ってしまう恐れもあるでしょう。
常にお金と闘うだけの人生になってしまいそうです。
金融教育の拡充は預貯金に偏った家計の金融資産を投資に促し、
経済成長につなげたいという狙いもあるそうです。
その「狙い」は誰が主役のものでしょうか。

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