2012年12月02日
コンビニ食料品が好調、ライフスタイルに合わせる

「食品、コンビニ向け増産
キューピー 惣菜用の卵加工品
わらべや日洋 和菓子工場を増設
客層拡大、需要に対応
2012年12月1日 日経新聞 11面」
食品メーカーがコンビニエンスストア向け商品を増産するそうです。
キューピーは42億円を投じ、惣菜などに使う卵加工品の工場を新設、
弁当・惣菜製造大手のわらべや日洋は和菓子工場を増設し、生産能力を
2倍に高めるそうです。
コンビニエンスストアは過去最高の新規出店が続いているようで、
客層も高齢者や主婦に拡大しており、多様なニーズに対応できる
体制も整えているようです。
コンビニの出店戦略も、以前とは変わってきたようにも思えます。
少し前までは幹線道路や交通量の多い生活道路に面してゆったりとした
駐車スペースのある店舗が目だっていた気がしますが、そのうちの
いくつかは閉店して(レストランや美容院になって)逆に住宅街の
中に新規に出店しているのが目に付きます。
自宅の近くで、徒歩や自転車で気軽に行ける、まさにコンビニエンスな
距離感になってきた気がします。
私が子供のころ(30数年前)は、近所に八百屋さん、肉屋さん、
魚屋さんといった小売店が徒歩圏にあるのが当たり前でしたが、
それがコンビニという形に変わって復刻しているような気がします。
さらに、銀行のATMや宅急便などの受付、チケットの販売など、
高機能、多機能となり、私たちの便利な暮らしを支えてくれています。
スーパーのように特売が無く販売価格が安定しているのも食品メーカーに
とっては魅力で、コンビニは食品メーカーにとって現在最も稼ぎやすい
売り場になっているとのことです。
しかし一方で、商品の入れ替えが激しく、コンビニで定番商品として
生き残るのは難しいという現状もあるようです。
セブンイレブンでは、一年後にも店頭に残っている商品は全体の
3割程度にとどまるようです。
消費者のニーズに合わせて、臨機応変に生産できる機動力が必要に
なってくる、ということは、私たち消費者にとっては様々な
新しい提案が期待できると言うことかもしれません。
コンビニが私たちの暮らしにさらに深く入り込み、新しいライフ
スタイルや文化を発信するようになるかもしれませんね。

関連記事:「吉野家の牛丼が250円で食べられる」
「買い物の味方、バーコード撮影で簡単に価格比較」
「書き込みのためのネタ消費拡大」
「日本のエンゲル係数低下、家計のゆとり悪化」
「女性もデカ盛り人気、ダイエットは一休み?」
「中食人気でコンビニ業績好調」
「静岡県民暮らし苦しく48%で過去最高」
「貯蓄の平均420万円、貯蓄無し世帯28%」
「世帯所得減少、昭和の時代に逆戻り」
保険の窓口 浜松 ほけんの窓口 浜松市 静岡 浜松市 保険ショップ
浜松・静岡で保険選び
ファイナンシャルプランナー FP-dai
中立な立場で住宅ローンの相談ができる・・・

「30年後も笑顔」を目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー

Posted by FP-Dai at 09:18│Comments(0)
│ニュース