2012年09月10日
牛丼業界、値引き競争再燃の兆し

「牛丼値引き競争再燃?
米産牛肉 輸入緩和へ
消費喚起 期待の声
2012年9月6日 日経新聞 3面」
ここ数年価格競争の激しい牛丼業界ですが、さらに値引き合戦が
強まる気配があるというニュースです。
BSE対策で規制されている米国産牛肉の輸入が緩和されることになったそうです。
BSEの発症はここ数年世界で数十頭程度と激減しているようです。
牛肉関連の業界は、卸価格の高騰や放射性物質問題、ユッケによる
食中毒問題などで冷え込み気味となっています。
規制緩和は業界復活に向けて歓迎されているようです。
牛丼の肉をすべて米国産でまかなっている「吉野家」は株価が一時
前日比10%上昇し、年初来高値を更新しました。
吉野屋は他社と比べ、並盛380円と100円程度高く販売しておりますが、
調達価格の改善による業績アップが期待されたようです。
また、すき家、松屋といった牛丼大手の株も合わせて上昇した
ようです。

米国産牛肉は昨秋から規制緩和の検討が始まっており、価格急落を
警戒した商社が在庫整理のため輸入を抑制、それにより卸売り価格も
高くなっていました。
こうした背景から、牛丼チェーン各社も値引き抑制に追い込まれ、
今年は期間限定の割引がめっきり姿を消してしまいました。
牛丼大手各社は売上高の前年割れに直面しており、カンフル剤として
値引きが復活する可能性もあるようです。
外で食事をする機会の多いお父様方には、朗報となるかも知れない
ですね。

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Posted by FP-Dai at 12:51│Comments(0)
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