2012年09月02日
バター・牛乳・食用油、値上げの原因は「欧米か!」

「姿消すバター特売
食用油も値上がり傾向
穀物高、食卓にじわり影
2012年8月31日 日経新聞 31面」
世界的な穀物高の影響が家計にもじわじわと広がっているようです。
原料の牛乳不足で商品供給が減っているバターはスーパーでの特売も
激減し、販売価格も前年同月比3%上昇したそうです。
全国のスーパーのチラシの集計によると、雪印メグミルクの「雪印
北海道バター(200グラム)」は7月のチラシ掲載が25回。
前年の135回、2年前の288回と比べ激減しているようです。
関連のバターなども同様な傾向とのこと。
原料の菜種などの値上がりが続く食用油も特売が減る傾向にあり、
家計への負担は重くなりそうです。
原因は米国での干ばつや欧州金融危機による投機マネーの流入があると
見られています。
干ばつは直接的な原因として分かりやすいのですが、投機マネーは
どうでしょうか?
国債や株などの不安から逃げてきたお金が、「商品」に投資をする
金融商品に不自然に流れ込んでくると、需給のバランスとは関係なく
その「商品」の値段が上がってしまいます。
これから消費税の増税も控えています。
ちいさな値上がりの積み重ねが、ボディーブローのように家計を圧迫
していきそうです。
家計防衛、今のうちにできることから始めておきたいですね。

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Posted by FP-Dai at 09:14│Comments(0)
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