2012年07月18日
2012年夏のボーナス調査、同じ会社内でも格差拡大
「夏のボーナス 本社最終集計
製造業、7割の業種で減
非製造業は電力除くと増
同年代の支給格差拡大
1.5倍以上が4割超 実力主義鮮明に
2012年7月17日 日経新聞 9面」
日本経済新聞社が行った2012年夏のボーナス調査の最終集計の結果が
でました。
前35業種中、半数近い17業種で前年を下回ったようです。
製造業は7割に当たる12業種が減少、非製造業は5年連続のマイナスだが
外食など多くの業種は増額を確保しており、大幅に落ち込んだ電力を
除くと前年比プラスとなったようです。
調査対象は上場企業と日経新聞社が選んだ有力な非上場企業で
合計3749社、アンケート方式での調査となっています。
主力企業の事情であるため、中小企業に勤めている人の実感とは
少し離れているかもしれません。
日本総合研究所の研究員によると、
「欧州の債務危機問題はリスク要因として残るが、来年のボーナスは
小幅に改善するだろう」
との予測が掲載されていました。
同年代の大卒社員間でボーナス支給額にどれほど格差があるか聞いた
ところ、最大で「1.5倍以上」と答えた企業は前年比2.6ポイント増え
42.3%となったようです。
全体の支給額が落ち込む中でも、優秀な社員には積極的に報いようとする
実力主義が鮮明になっている模様です。
特に上昇が目立ったのは最大格差が「1.9倍以上」と答えた企業で
前年より4.5ポイントも多い25.2%となったそうです。
がんばった人がたくさんもらえたのか、がんばれなかった人が
もらえなかったのか分かりませんが、同じ企業の中での競争も激しい
時代となっているようですね。
ただし、今後の支給格差に対する方針では、「拡大する」と答えたのは
14.8%にとどまり、全体的にはブレーキがかかる方向のようです。
とはいえ「縮小する」と答えたのはわずか0.9%。
きびしい競争にさらされていることは変わりません。
頑張らないといけませんねぇ(^^ゞ
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Posted by FP-Dai at 08:50│Comments(0)
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