2012年02月11日
難病患者に朗報、希少疾患の薬開発加速
「希少疾患の薬開発
薬価新制度 後押し
ファイザー 小児の高血圧
第一三共 耐性菌の結核
2012年2月7日 日経新聞 9面」
製薬各社は患者数が少ない病気に使う医療用医薬品を相次ぎ開発しています。
米ファイザーや大日本住友製薬などは2月中にも小児の高血圧治療薬
の承認を申請し、第一三共は耐性を持つ結核菌に対応できる抗菌薬を
5月末までに申請する予定だそうです。
こうした開発の背景には、国が定める医療薬品の公定価格である
「薬価」の制度があります。
薬価は原則2年に一回、実勢価格などを反映して改定されます。
同じ薬でも、この薬価の改定で価格が引き下げられてしまうのですが、
未承認の薬の開発を条件に一部の製品で「薬価を引き下げない」
という制度が2010年に試験導入されたのです。
これにより、製薬各社は積極的に新薬の開発に力を入れ始めたと
いうわけです。
また、患者の少ない「ニッチ薬」の開発が進められるのには、
医薬品市場の変化もあるようです。
今までは患者数も多く、売上高も大きい生活習慣病などの治療薬が
収益のトップでしたが、すでに多くの薬がある分野では競争も激しく
効果や安全性の審査も厳しくなっているそうです。
そのため各社は、抗がん剤を中心に患者数は多くないが医療現場で
需要が強い分野に軸足を移し、新薬を出す戦略をとり始めたと
いうことです。
関連記事:「製薬会社の動向が家計に影響を与える」
医療の技術が進歩するのはありがたいことですね。
病気で悩むたくさんの方の苦しみが抑えられ、生き生きと暮らせる
日が来るといいですね。
製薬各社には、ぜひ頑張って欲しいものです。
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは こちら
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Posted by FP-Dai at 09:40│Comments(0)
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