2011年10月16日
台風15号で支払い保険金500億円
「台風15号被害 保険金500億円
損保5社見通し
2011年10月15日 日経新聞 4面」
先日浜松に上陸し日本列島を縦断した台風15号の豪雨被害で、大手
損害保険会社5社の保険金支払い総額は500億円に達する見通しだ
そうです。
台風被害で支払われる保険金は、住宅の損壊を補償する火災保険や
車の水没をカバーする自動車保険(車両保険)、工場や事務所の
操業が停止した際の損失を補填する利益保険などがあります。
今回は住宅の被害に加え、農林水産関連の被害も大きかったようです。
損害保険会社から見れば、今回の台風15号による支払額は自然災害
としては中規模で、保険金の支払いは準備金を取り崩して対応するため
業績への影響は限られているようです。
保険会社は大変でしょうが、困ったときのための保険、まさに今が
活躍どころという時です。
今回の災害でトラブルが多かったものに、飛来物による家屋や
構造物の損壊があります。
隣の家のものやどこかの看板が飛んできて窓が割れたり、屋根が
壊れて雨漏りがしたりという事故です。
飛んできたものが誰のものか分かるのであれば、持ち主のところに
行って修理するように請求したくなりますが、実際には相手に
よほどの落ち度が無ければ賠償責任はありません。
と、言うことは自費で(自分の保険で)直さないといけないと
言うことです。
実は火災が起こったときにも同じことが起こり、火事を出した人に
重大な過失が無ければ延焼で隣家に被害が出たとしても、賠償責任は
無いとしています。
つまり、自分の財産は自分で守らなければならないという認識が
必要というわけですね。
改めて加入中の保険を確認してみたらいかがでしょうか。
それにしても地震といい、台風といい、損害保険会社にとって
自然災害に対するリスクが高まっているようです。
これからは、保険料にも反映してくるかもしれません。
見直しはお早めに、お近くのファイナンシャルプランナーに
ご相談ください(^^ゞ
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは こちら
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Posted by FP-Dai at 10:10│Comments(0)
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