2011年10月15日
年金受給開始年齢引き上げ議論、遅すぎた?

「ジレンマの年金改革 下
現役負担で世代格差対策
開始年齢上げ 時期逃す
人口多い世代はすでに受給
2011年10月15日 日経新聞 5面」
「年金の支給年齢 65歳まで上げ
厚労相「遅かった」
2011年10月15日 日経新聞 5面」
年金の受給開始年齢引き上げの議論をめぐって、ニュースなどでも
年金問題が取り上げられることが多くなりました。
しかし、こうした議論も少々「遅すぎた」かもしれません。
米・英・独では、年金制度は個人に与える影響が大きいことから
数十年先を見込んで計画し、07年以前に引き上げを決定しました。
日本でも1990年代から「引き上げ案」は何度も浮上しましたが、
その都度先送りされてきました。
結果として、最も人口の多い団塊の世代は60歳となり支給開始
年齢引き上げの影響を受けず、60歳から年金を受け取れることに
なりました。
厚労省案が実現すると、
平均で年120万円の年金が消える!!(@_@;)
という痛みは、50歳代いかに集中します。
世代間公平を打ち出そうとしたいはずなのに、どんどん若者世代の
負担が増してしまうという矛盾に落ちいているようです。
「自分が年金をもらいすぎていることを知らない高齢者が多い」
9月末の社会保障審議会で経団連代表委員は訴えたそうです。
民主主義が、一人一票の公平性の元行われており、人口のボリュームが
高齢者、団塊の世代に傾いている以上、彼らの権益を侵害することが
できる政治家がいないのかと思うと、民主主義の限界を感じます。
関連記事:シルバー民主主義「日本の借金はあなたのせいかも」
若者よ!もっと怒りましょう!
そしてもっとニュースを見て、行動を起こしましょう!
若者だけの票で当選できる政治家が増えれば、「よのなか」は
変わります。
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは こちら
関連記事:「1380万円少なくなる?年金開始年齢引き上げ検討」
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Posted by FP-Dai at 12:03│Comments(0)
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