2011年07月17日
会社員・自営業者も節税しながら運用できる
「個人型確定拠出年金 魅力知って
自営業・企業年金ない会社員向け
掛け金多いほど節税効果
2011年7月17日 日経新聞 13面」
国の財政赤字や少子高齢化、社会保障費の増大などで現役世代の
老後の生活不安があることは慢性化している感がありますが、
不安を解決する備えのために実際に行動している人はどれだけ
いるでしょうか。
老後資金の準備のための手段の一つとして優れているのが
「個人型確定拠出年金」401k
です。
加入できる人は、
・自営業者
・勤務先に企業独自の年金※を持たない会社員
※厚生年金基金、確定給付企業年金、企業型確定拠出年金
で、専業主婦や公務員は加入できません。
確定拠出年金は、投資信託のような運用商品に一定の金額(確定)
を積み立て(拠出)て運用し、60歳以降の老後資金として受け取る
仕組みで、銀行、証券、保険会社など多くの金融機関で取り扱って
います。
主な注意点は、
・60歳以降にならないと受け取れない
・選ぶ運用方法によっては元本割れする可能性がある
というところです。
最も有利な点は、税制上のメリットです。
まず、加入可能額が全額所得控除になる(税金の割戻しが受けられる)
こと。
会社員の例だと、月額上限2万3000円(年27万6000円)を積み立てた
場合で、所得税・住民税の税率が15%と仮定すると、
27万6000円(所得控除)×15% =4万1400円 の税金が減ります。
加えて、自営業の方は「退職所得控除」を利用することが出来ます。
通常、会社員だと受け取る退職金の税金は少なくなる(退職所得控除)
ようになっていますが、自営業の方はこの制度は使えません。
個人型確定拠出年金を使うと、一定の条件までの元本と運用益が
非課税となります。
同じ貯めるなら、いろいろな方法を知って自分にあった運用を
考えたいですね。
お困りの際には、どうぞお近くのファイナンシャルプランナーに
ご相談ください(*^^)v
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Posted by FP-Dai at 11:22│Comments(0)
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