「震災不明者　3か月で死亡保険金
　　生保各社　早期支払い検討　　
　　　2011年6月2日　日経新聞　1面」


大手生命保険各社は、東日本大震災で行方不明になった契約者の
親族に対し、6月にも死亡保険金を支払う方向で検討に入った
そうです。

通常の民法では、行方不明者を死亡認定するまでに最短で1年
かかるが、今回は3か月で支払う、という事です。

こうした特例による保険金の早期支払いは初めてのことで、
生活再建資金が必要な被災者が増えているため、保険金の
支払いを急ぐべきだとの考えによるものです。


本当に困った時に力になり、再出発のために背中を押して
くれるものが保険です。

こうした措置は非常に好感が持てますし、保険の社会的意義
からすると、必要なことだとも思います。


保険は、きちんと受け取って初めて成立する契約です。

自分が万一の時や、保険が本当に必要な時、果たして家族は
きちんと保険金を受け取ることができるのか。

震災を機に私たちも教訓として、今一度「保険の管理」に
ついて真剣に考えた方がいいと思います。



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