2011年03月30日
地震保険 早期支払いに向けた動き
「地震保険 満額支払い
気仙沼沿岸など3地域
損保協会、早期に対応へ
2011年3月29日 日経新聞 7面」
地震による被害を補償する地震保険が震災により注目されており、
自分が加入している保険もどうだったか気になる方も多いのでは
ないかと思います。
損害保険は通常、損害の度合いに対して補償する「実損填補」
(ジッソンテンポ)という考えに沿って支払われる金額が変わり
ます。
地震保険の場合は、損害に応じて、
全損
半損
一部損
という段階に判定され、それぞれに応じて保険金が支払われます。
被害に遭った建物を保険会社の調査担当の人が見に来て、
この家は全損、この家は半損、と判定していくワケです。
しかし、今回の震災は被害も大きく広範囲にわたるため、これらの
確認作業にも莫大な時間と労力がかかってしまいそうです。
被災された方には少しでも早く保険金をお届けするのも保険会社の
使命です。
そこで、特に被害の大きかった気仙沼沿岸部などの3地域については、
調査無しでもすべて全損扱いにする「全損地域」という形で認定
することになりました。
また、契約者本人の自己申告による調査も導入されることになり、
お互いの信頼関係に基づいて保険金の支払いを行う制度も導入される
ことになりました。
地震保険では、最大でも評価額の半額までしか加入できないため、
満額受け取っても「焼け太り」になることはあり得ませんが、
これから復興していこうという人の背中を大きく押してくれる
事には違いありません。
保険会社も、本当に必要な「プロの仕事」が求められるときです。
保険会社のスタッフも皆さんにも、ぜひ頑張ってもらいたいですね。
(*^^)v
関連記事:「地震保険 保険料が上がる可能性」
「地震保険支払で保険会社は大丈夫?」
「震災でも保険で助かるように」
「震災で法案なんでも棚上げ」
「震災 自宅避難者の現状」
ファイナンシャルプランナー FP-dai
住宅ローンの相談は・・・
気仙沼沿岸など3地域
損保協会、早期に対応へ
2011年3月29日 日経新聞 7面」
地震による被害を補償する地震保険が震災により注目されており、
自分が加入している保険もどうだったか気になる方も多いのでは
ないかと思います。
損害保険は通常、損害の度合いに対して補償する「実損填補」
(ジッソンテンポ)という考えに沿って支払われる金額が変わり
ます。
地震保険の場合は、損害に応じて、
全損
半損
一部損
という段階に判定され、それぞれに応じて保険金が支払われます。
被害に遭った建物を保険会社の調査担当の人が見に来て、
この家は全損、この家は半損、と判定していくワケです。
しかし、今回の震災は被害も大きく広範囲にわたるため、これらの
確認作業にも莫大な時間と労力がかかってしまいそうです。
被災された方には少しでも早く保険金をお届けするのも保険会社の
使命です。
そこで、特に被害の大きかった気仙沼沿岸部などの3地域については、
調査無しでもすべて全損扱いにする「全損地域」という形で認定
することになりました。
また、契約者本人の自己申告による調査も導入されることになり、
お互いの信頼関係に基づいて保険金の支払いを行う制度も導入される
ことになりました。
地震保険では、最大でも評価額の半額までしか加入できないため、
満額受け取っても「焼け太り」になることはあり得ませんが、
これから復興していこうという人の背中を大きく押してくれる
事には違いありません。
保険会社も、本当に必要な「プロの仕事」が求められるときです。
保険会社のスタッフも皆さんにも、ぜひ頑張ってもらいたいですね。
(*^^)v
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「地震保険支払で保険会社は大丈夫?」
「震災でも保険で助かるように」
「震災で法案なんでも棚上げ」
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ファイナンシャルプランナー FP-dai
住宅ローンの相談は・・・
Posted by FP-Dai at 09:14│Comments(0)
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