2011年04月21日
震災でかんぽ生命の支払いが莫大に

「かんぽ生命、震災保険金700億円
2011年4月20日 日経新聞 4面」
かんぽ生命が東日本大震災の発生によって被災者に支払う
保険金の総額が約700億円になる見通しだそうです。
もう、このぐらいの金額だと、それが大きいのか小さいのか
分からない単位だと思いますが、業界最大手の日本生命
でも約500億円だそうですから、突出していることが
わかります。
地方に行けばいくほど、郵便局=かんぽ、であったり、
JA(農協)などが地域に根差して契約を多く抱えている
からかもしれません。
被害が地方であればあるほど、かんぽやJAの負担が高く
なっても不思議ではありまでん。
それによって急にかんぽの経営が危うくなる、というわけ
ではないのでしょうが、きちんと保険金も支払って、その後の
経営も安定して行うという保険業の使命をまっとうして
いただきたいトコロです。
今回の震災は被害が広範囲にわたり、請求にも時間がかかる
ため、今後も保険金の支払額は膨らむことが予想されています。
来年には、保険会社の健全性を示す指標「ソルベンシーマージン」
が厳しく見直される予定です。
保険会社の財務体質などが、保険商品と並んで保険選びの重要
項目と考えた方がいいでしょう。
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ファイナンシャルプランナー FP-dai
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Posted by FP-Dai at 09:05│Comments(0)
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