2012年06月18日
家計にも就職にもプラス、学生寮生活が人気
「寮生活で協調性磨く
異文化学び価値観も広がる
就活にもプラス
採用担当 3割好印象 意思疎通能力に期待
2012年6月18日 日経新聞 19面」
大学の学生寮が学生や保護者から見直されているそうです。
一人暮らしに比べて生活費も安く済むうえ、就職にも有利になる
ケースがあることが理由のようです。
福岡女子大では昨年度から1年生全員に全寮制教育を始めました。
1戸当たり日本人3人と海外留学生1人の計4人を共同生活させ、
人間関係を築く力や異文化理解を高めるのが狙いだそうです。
家賃は水道光熱費やインターネット使用料を含め月額1万5千円と
近隣の物件に比べ1/3程度に抑えられているそうです。
国際教養大学では日本人学生は一定期間留学生と同室となる
ようにして異文化を身をもって体験させ、1年間の留学義務付けや
卒業認定の厳格さとあわせて就職率がほぼ100%となっているそうです。
お茶の水女子大でも11年度に学生寮を新設し、学生が5人1組で
「ハウス」と呼ばれるコミュニティーをつくり、ゴミ出しや
掃除を分担しながら社会性を身につけさせています。
大学側も「学生が共生を強いられる環境に置かれることによってt
得られるものが多い」と考えており、学生からも人気が高く学生寮は
義務ではないものの希望倍率は1.65倍だったそうです。
学生寮での共同生活が就職に与える影響を調べた調査では、
採用担当者は、寮生活を経験した学生に対し
好印象 31%
好印象を持たない 2%
と感じているそうでした。
調査によると、採用担当者が学生の性格で最も重視するのは
協調性 75%
であり、学生寮での生活を経験した学生について
協調性がありそう 66%
と回答したとのことです。
FPの相談の中でも多いのが子供の教育費に関する問題。
中でも高校卒業後の進路に関しては、高額になる可能性が高いため
誰しも頭を悩めるところです。
東京私大教連の家計調査では、首都圏を中心とする私立大学に通う
下宿生への仕送りは、
月額 9万1300円
となっており、調査開始以降最低にはなったものの相応の金額
であることが分かります。
そんな中、こうした学生寮が見直され、費用も安く子供の経験にもなる
のであれば、まさに一石二鳥といったところでしょう。
子供のためには、とにかくお金を準備するということばかりが重要では
ないのかもしれません。、
関連記事:「投資や資産運用学ぶゲーム会が人気」
「こどもの日、子供の数31年連続減少」
「男は要らなくなる?男女の賃金格差縮小」
「マネープラン、子育て世代の関心薄く」
「子供の教育費、塾代年間20万円以上が47%」
「学習塾も価格競争、教育費もコスト意識もって」
「文系と理系の年収比較」
「30歳未満の収入、女性の方が上」
「共同生活で自分磨き、シェアハウスが人気」
「子供が就職できなかったらいつまで養う?」
保険の窓口 浜松 ほけんの窓口 浜松市 静岡 浜松市 保険ショップ
浜松・静岡で保険選び
ファイナンシャルプランナー FP-dai
中立な立場で住宅ローンの相談ができる・・・
「30年後も笑顔」を目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
Posted by FP-Dai at 16:35│Comments(0)
│ニュース