「スタバ、3年で200店舗に
　　ドライブするー倍増
　　通常店より2～3割増収
　　持ち帰り　食の主戦場に
　　　2012年6月14日　日経新聞　9面」


外食各社がドライブスルー店の出店を強化しているそうです。

スターバックスコーヒージャパンは2015年3月までに現在の倍となる
約200店舗まで増やす予定。

スターバックスの1店舗あたりの売上高は平均1億円強(＠_＠;)だ
そうですが、ドライブスルー店舗になると2～3割の増収が見込める
ため、通常の1.3倍かかる出店コストも回収可能と見ているようです。

同社の主力販売先はビジネス街や繁華街で、現在の出店先も関東圏が
5割超と大都市圏が中心です。

しかし、大都市圏では収益を見込める好立地が減少、地方も駅前など
中心市街地は衰退しているため、地方都市近郊の幹線道路沿いに
新たな販路を求めるようです。


ドライブスルーで先行するマクドナルドでは、携帯やカーナビと
連動させ、効率的な注文・決済ができる新型のドライブスルー開発に
動いているようです。

3月には（財）道路新産業開発機構を中心にトヨタ自動車など25社と
共同で、カーナビからメニューを選べばクレジットカードで自動決済し、
店では受け取るだけ、というシステムの実験に取り組んだそうです。



牛丼のすき家では、牛丼を食べたいけれど一人では店に入りづらい
女性客などがドライブスルーを利用するケースが多いようです。

子供が小さいと騒いでしまい、店内での飲食に二の足を踏む客も、
ドライブスルーなら気軽に利用できるという効果もあるようです。


消費者の節約志向が続く中、飲食物を持ち帰って家で食べる「中食」が
食の主戦場になっているようです。

現時点では品揃えが豊富なコンビニが競争優位に立っているようですが、
外食産業の対抗心は強く、ドライブスルーを強化する流れにも繋がって
いるようです。


便利な世の中ですが、市場構造の変化により、競争の場も日々
移り変わっているんですね。

自分も「変化」に敏感にならないといけないと感じました。


ドライブスルーFP・・・ちょっと無理がありますね(^^ゞ


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