「歩道に車、1人死亡
　　東京江戸川区　歩行者一人重体
　　運転の81歳けが
　　　2011年6月16日　日経新聞　39面」


当ブログで自動車事故の記事を取り上げるのは珍しいのですが、
ライフプランについて考えさせられる記事でしたのでアップしました。


東京都江戸川区で歩道に乗用車が突っ込み、歩行者3人を次々に
はねてしまいました。

この事故で67歳の女性が死亡、40代の女性が頭を強く打ち重体で
64歳の男性は足の骨を折る重傷でした。

この乗用車を運転していたのは81歳の男性で、本人も胸を打ち
病院に搬送されました。

「交差点を曲がるとき、アクセルとブレーキを踏み間違えた」
のが事故の原因です。


現在、高齢者による事故が増加しており、自動車保険の保険料も
高齢者には割増になるように変更される予定です。

高齢者になってこれだけ重大な事故を起こしてしまうと、
ご家族も含めどうなってしまうのだろうという心配と、
そんな年齢になってまで車を運転しなければならない状況に
問題が無かったかと疑問に思ってしまいます。


浜松のような地方都市だと車は生活必需品ですが、裏を返せば
車がつかえないと非常に不便な生活を強いられる可能性が高い
という事かもしれません。

買い物難民という言葉もありますが、住んでいる地域によっては
病院に行くにも、役所などに行くにも車が無いと動けないという
所は多いのではないでしょうか。


終の棲家として郊外の整備された新興住宅地にマイホームを
求める人も多いと思いますが、高齢になった時にはもっと
交通の便の良いところに住み替える、という事も想定して
ライフプランを考える必要があるかもしれません。


住み替え出ないにしろ、リフォームや立て替え、老後生活費や
介護費用等、必要な資金はかなりあります。

家を買って住宅ローンを完済してしまえば一生安心、というワケ
ではないので、バランスの良い人生設計が重要です。


今考えてスタートを切れば、できることはたくさんあります。


皆さんの30年後も、笑顔でいられるといいですね。(*^^)v



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