ソニー銀行、海外展開で外貨サービスも拡大するかも

FP-Dai

2011年07月28日 09:59





「ソニー、海外でネット銀
  個人向け、まず豪州で
   2011年7月28日 日経新聞 1面」


ソニーグループは、海外でインターネットを活用した銀行事業に
参入するそうです。

ネット専業のソニー銀行が2012年をめどにオーストラリアで個人向け
金融サービスを実施。

ネットで預金を集め住宅ローンを提供するそうです。


海外で活用できる銀行としてはCITIバンクが有名ですが、ネット
専業銀行としてはオランダINGグループのINGダイレクトがある程度
とのこと。

「ソニー」のブランドを生かして世界展開したい狙いです。


ソニー銀行は各種手数料の安さや資産管理ツール、外貨預金、
可変性にとんだ住宅ローンなど、既存の銀行では手が届かない
細やかなサービスで人気で、ネット銀行としては国内最大。

日経新聞調査の金融機関顧客満足度調査でも4年連続首位となって
います。


海外に展開することで、外貨による資産運用も有利に働くと
見られています。

また、海外旅行に行ったときの利便性も格段にアップする可能性が
あります。

ソニーフィナンシャルではすでに、「2通貨決済機能つきクレジット
カード」を発行しており、一枚のカードで円と米ドルの決済が可能
となっています。

つまり、円高の今1ドル=77円でソニー銀行の外貨口座に預金して
おけば、この先ドルが80円、90円になったとしても77円の円高の
レートで決済できるというわけです。


これが、カードの決済だけでなく、海外のATMなどで気軽に現地通貨
で引き出せるようになれば、日本のセブンイレブンのATMで入金して、
シドニーのATMで引き出し、なんてことが簡単に出来るようになるかも
しれません。


なかなか海外旅行にいけない私としては若干縁遠い話ではありますが、
今日のような円高だと期待してしまいますね(^^ゞ




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