2012年05月17日
海外マネー、日本国債に回避
「海外マネー、日本国債に
欧州不安再燃、リスク回避一段と
2年債利回り0.1%割れ
2012年5月17日 日経新聞 5面」
欧州情勢の混迷を受け、リスクを嫌った投資マネーが日本国債に
流入しているそうです。
16日の債券市場で国債の価格が上昇(利回りは低下)し、2年債
利回りは約7年ぶりに節目の0.1%を割り込んだとのこと。
危機時にすぐに換金できる安全資産として日本国債の需要が高まり、
株や商品から資金がシフトしているようです。
欧州中心に世界経済の先行きは不透明で、さらに金利低下圧力が
かかるとの見方が多いそうです。
お金の流れは液体のように流動的で、市場の「感情」によって
大きく波打っているようです。
日本にお金が流れ込んでいるのかと思えば、そうとも限りません。
世界景気の変調に敏感な国際優良企業の株価は一段と低迷し、
日経平均も8801円まで下がっています。
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お金の「リスク回避」は世界中で起こっているようで、景気の停滞に
繋がりかねません。
また、再選挙となったギリシャの動向も気になります。
先進国が多かれ少なかれ抱えている問題を解決するにはどんな方法が
あるのか、ギリシャが今後どんな結末を迎えるのか見ていくことで
学ぶことも多いような気がします。
他人事として遠くから見ていると、
「実質破綻してるんだから、増税や負担増もしかたないんじゃないか。
再選挙になるなんてわがままな人が多いのかなぁ。」
なんて気楽に考えてしまいますが、日本だって消費税増税が控えています。
私たちが選んだ国会議員がそれを審議しているということは、私たちの
意思が反映されているといっていいでしょう。
政治の行き先次第では、日本だって当然大きな危機と直面することに
なる可能性があります。
なんといっても、世界一の借金大国ですからね。(-_-;)
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Posted by FP-Dai at 11:21│Comments(0)
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