2011年08月31日
ユニクロ始業はam7:00から

「始業は朝7時
ファストリ、本部2時間前倒し
余暇、語学・研さんに
2011年8月30日 日経新聞 1面」
この夏、電力不足でサマータイムを導入し、一時的に就業時間を
早めた企業が多くあるというニュースはよく見ました。
やってみたら結構よかった?のか、就業規則を改めて恒常的に
午前7時から仕事を始めよう、というお話です。
ユニクロを運営するファーストリテイリングは9月から就業時間を
現在より2時間前倒しとし、午前7時から午後4時とするそうです。
その狙いは、
・終業時刻を早めて社員に語学やビジネス上の知識を学ぶ時間に
あててほしい。
というもの。
同社は来年から公用語を英語にする計画もあり、世界展開を進める
上で必要な人材育成につなげたい考えです。
また、外部との電話のやり取りが少ない早朝から働けば、集中して
仕事ができる、ということも期待されています。
サラリーマンも、与えられた仕事を無難にこなしているだけでよい、
という時代ではなく、自分のキャリアプランを考えた経営者的視点が
必要だと考えられます。
ライフプランでも、「働くこと」はとても重要な部分を占めています。
どういった働き方で、どれだけの収入を得ることを目指して、
そのために何を努力するのか自分で考えなければならないでしょう。
会社員は、社会的に守られている部分も多いのですが、
・会社がつぶれれば無収入どころか退職金も無い。
・会社内の競争に敗れれば昇給の幅が減る。
・自分ひとりがんばっても全体の売り上げが上がらなければ
受けられるメリットは限定的。
・異動や左遷など、自分の意思ではない環境の変化に迫られる。
など、結構リスクも大きいと感じられます。
出世やお金といった「欲」のイメージよりも、どんな仕事がしたいのか、
どんな働き方が幸せか、家族の幸せを手に入れるにはいくら必要か、
ということを考える機会はほしいですね(^^ゞ
ちなみに、ファーストリテイリングには労働組合は無く、こうした
施策を機動的に思い切ってできるようです。
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Posted by FP-Dai at 08:18│Comments(0)
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