「大卒内定率　最低の57％
　　10月時点「氷河期」下回る


来年春に卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率が57,6％で
前年同月比を4,9％下回ったことが分かったそうです。

「就職氷河期」と言われた2000年代前半を大きく下回り、現在の
調査を始めた1996年以降最悪となったとのこと。

調査では、就職希望者に占める内定者の割合となっていますので
初めから就職を希望しない学生は含まれていません。

ちなみに、男女別だと

男子　59,5％（前年同月比3,8％減）
女子　55,3％（同6,3％減）

文系、理系だと

文系　57,4％（同3,8％減）
理系　58,3％（同10,2％減）

となったようです。

一方、高校を卒業する就職希望者の内定率は40,6％ですが、前年比は
3％上回ったようです。
「厳しい状況を受けて高校とハローワークが例年以上に早く動き出し
内定率が上がった」と考えられます。


ライフプランの中で、どんな仕事をして、どれだけ収入を得られるか、
就職は非常に重要なポイントになります。

私はもうすぐ40歳のアラフォー団塊ジュニア世代ですが、ライフプランの
王道だった

少しでもいい大学に進学　→　少しでもいい企業に就職　
　　　→　安定した収入を確保　→　潤沢な退職金、年金で老後安泰

というパターンはすでに一般的ではなくなってきているようです。

ライフプランも多様化していますし、せっかく勤めた会社も20年、30年
安定しているとも限りません。その会社でずっと勤められるかも
分かりませんし、郵便局でさえ民営化しているくらいですから、公務員も
絶対安泰という事ではないでしょう。

では、いったいどうしたらいいでしょうか？

正解はありませんが、私はまずはじめに、自分がどんな風になりたいか、
どんな人生を送りたいかを考えてみるのがいいのではないかと思います。

それも、できれば早い時期に。

沢山の収入を得て生活水準の高い暮らしをすることに喜びを感じるので
あれば、それを目指せばいいし、そんなに豊かでなくても家族と
ゆったりとした日々を送ることに幸せを感じるのであれば、それを
目指せばいいのです。

そのためには、自分が目指す生活水準を手に入れるために、いくら位
必要か、客観的な情報が必要です。


「お金」のことはなんとなくタブー視されていますが、こういった
ことも教育の現場で教えられたらいいのではないかと思います。

年収300万円～400万円の生活はどんなものか、年収1000万円の生活は
どんなものか。

学校の授業でやってくれたら、勉強に対する姿勢も変わってくる
かもしれませんね。


残念ながら学校で教わらなかった方は・・・・・

FPに相談してみましょう。




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