「トヨタ　ロシア極東で生産
　　三井物産と12年メド　乗用車、年3万台
　　　2011年2月10日　日経新聞　1面」

「トヨタたたき収束へ　急加速、米が「電子制御欠陥無し」
　　金融危機・中間選挙　政治情勢に翻弄
　　　2011年2月10日　日経新聞　3面」

「日産　純利益7.4倍
　　今季上方修正　中国販売100万台に
　　　2011年2月10日　日経新聞　1面」


自動車業界の世界地図が変わっていることが、実際に数字などにも
現れているようです。

トヨタはロシア極東での乗用車の生産を始めると発表しました。
日本の自動車メーカーが極東に生産拠点を置くのは初めてだそうです。

トヨタは昨年アメリカで急加速など品質問題で大きなパッシングを
受けましたが、調査の結果「問題無し」のお墨付きをいただいた
との記事も出ていました。

リーマンショック後の世界同時不況下に日本たたきで人気を取ろうと
いう政治情勢に便利に使われた感もあるようですが、米経済も回復の
兆しがみられ、「もういいよー」となったのかもしれません。

だから、というワケではないのでしょうが、新興国の市場ニーズが
高まるにつれ、北米一極のリスクの高い体制から世界に分散しつつ
あることが分かります。

日産も今期純利益が7.4倍と、営業利益も当初予想より300億円上方
修正したと発表しましたが、中国での販売が102万台と米国を抜き
日産内では最大の市場となるようです。


まだまだアメリカの経済は世界に影響を強く映すでしょうが、
今までのような一極集中から変わっていくことも時代の流れ
でしょうか(~_~;)



ファイナンシャルプランナー　ＦＰ－dai

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