「中性子線でがん治療
　　がんセンター　臨床研究を開始
　　　2011年1月19日　日経新聞　34面」


国立がん研究センターは、放射線の一種を使ってがん細胞を
狙い撃ちする新しい放射線治療の臨床研究を始めると発表
しました。

中性子、と聞くと「爆弾」という言葉しか出てこない私ですが
この治療法は放射線の中性子とがん細胞に取り込まれた特殊な
薬が反応する仕組みを利用したものだそうです。

周辺の細胞に作用せず、副作用もほとんどない、手術も必要
ないという、ありがたーい治療法で、既存の治療法では治り
ずらいすい臓がんや脳腫瘍、肺がんなどにも効果がある
ようです。

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直径3メートル、長さ5メートルの装置で中性子を発生させる
そうで、2年弱で完成する見込みとのこと。

3×5、というとすごく大きいイメージがありますが、従来の
重粒子線療法（リング直径約42m、周長約130m）などよりも
格段に小さい！！

導入コストや設置場所の自由度からしても、とても魅力的ですね。

将来は「厚生労働省の承認をとり先端医療技術として確立したい」
とのこと。

医療技術の開発も、技術力を売り物にする日本の代名詞に
なるといいですね。

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　　　　　「医療機器関連がアツイ？」


また、医療技術がどんどん進化していくと見直さなければ
いけないのが医療保険ですね。

とくに、がん保険については、入って終わりではなく世の中の
情勢も気にしながら見直ししたいところです。

関連記事：「がん検診とがん保険のポイント」
　　　　　「その保険の見直しちょっと待った！」


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