「家計貯蓄・借金　初の減少
　　厳しい雇用、高額消費敬遠　
　　経済成長に影響も　09年総務省調査
　　　2011年1月7日　日経新聞　5面」


何となく実感していることですが、家計の経済活動が小さくなって
きているようです。

総務省の2009年全国消費実態調査によると、1世帯当たりの貯蓄額は
1521万円で04年の前回調査から2.2％減ったそうです。

負債額も前回を7.0％下回り、いずれも1969年の調査開始から初めて
減少に転じたとのこと。

厳しい雇用、所得環境が続き、若年層を中心に貯蓄の余力がなくなり、
住宅などローンを伴う高額消費を控えているためだそうです。

家計のバランスシートの縮小が続けば、消費や生産の停滞を招き
経済成長の妨げになりかねないと危惧されています。


貯蓄額はすべての年齢層で減りましたが、特に減ったのが

30歳未満　　10.8％減
70歳以上　　 8.7％減

の年齢層。若年層は雇用環境の厳しさから、高齢者層も収入が減り、
総務省は「貯蓄を取り崩す世帯が増えたことが影響している」と
見ているようです。

自分たちの家計は平均と比較してどのあたりにいるのかも、大変
気になるトコロです(^^ゞ


各年代別の貯蓄・負債現在高の推移（二人以上の世帯）



統計局HPより
http://www.stat.go.jp/data/zensho/2009/hutari/yoyaku.htm

頑張らないと、あきませんなぁ・・・・(＠_＠;)




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