「りそな銀、保険窓販を強化
　　下期目標8割増
　　　2011年11月2日　日経新聞　4面」

「銀・証の共同店を拡大
　　取引先の海外リスク管理
　　　2011年11月2日　日経新聞　4面」


銀行が本来の銀行業務に加え、保険、証券などの販売に力を入れている
ようです。

長引く景気低迷により、企業への貸し出しや運用環境の厳しさなどが
背景にあるようですが、多様な収益を求めて手数料収入を得られる
分野を強化しているようです。


保険・証券との競争にもなり、私たち消費者に対しては新しいサービス
や価値が提供される可能性もあるので、いいことかもしれません。

ネット系の銀行ではすでに一般的になりつつありますが、ワンストップで
金融商品を購入、管理できる体制がさらに広がるかもしれません。

われわれ消費者側にも、今まで以上に金融商品に対する知識の習得が
必要になりそうです。

進められているものが貯蓄なのか、保険なのか、運用なのか、
どういったリスクがあり、どういったリターンがあるのか判断
出来ないといけなくなります。


単純にひとつの商品だけの判断というより、ライフプラン全体を通した
アドバイスができるかどうかということも重要だと思います。

身近にある金融機関であれば、われわれ独立系FPよりもはるかに
多くの人の相談に乗れる可能性があります。

よりお客様の身になったスキルとサービスを高めていただくことを
期待したいですね。


残念ながら銀行などは数年単位での転勤が付き物になってしまいますが、
地域に根ざしてずっと同じ人が相談に乗ってくれるようなサービス
体制が出来たらすばらしいと思います。


そうすると、われわれFPは要らなくなってしまうかもしれませんが･･･
(^^ゞ



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