「生活保護受給　190万人
　　6月時点　1955年と並ぶ高水準　厚労省まとめ
　　　2010年9月23日　日経新聞」



全国で生活保護を受給していう人が増えているそうです。

前年同月期と比べ、一年間で20万人増加しており、毎月1万人～2万人程度の
ペースで増加が続いているようです。

「できれば、そんな事態になりたくないなぁ」

と、他人事のようにのんきにしてもいられません。

生活保護費がどこから払われているかというと、当然、私たちが払っている
税金なわけで、その税金もご存じのとおり火の車。
生活保護費を受給する人が増えるという事は、将来にわたって現役で頑張っている
人の負担も増えるという事になります。

また、生活保護費というのも、簡単に受給申請が通るわけではありません。

申請者は貯金はもちろん、土地建物などの財産も所有してはいけないし、
自動車も所有してはいけません。

いけません、というよりは、まずは自分の財産を使って立ち直りなさい、
ということです。

その次は、家族や親せきなどを頼りなさい、それでもだめなら、できないことを
証明すれば話を聞きますよ、という順番のようです。

大切な税金を使うことですし、不正受給のニュースも絶えないことから、
厳しくするのは当然だと思いますが、本当に必要な人の申請のハードルが
上がっているのも事実でしょう。

ＦＰとして気になるのは、受給世帯の内訳です。

高齢者世帯 約４３％
傷病世帯 約２１％
障害者世帯 約１０％
母子家庭世帯 約　７％

高齢者世帯が圧倒的に多いようです。

年金より生活保護費の方が多いのでそっちをもらっちゃおう、という制度的な
問題があるにせよ、多いのではないかと感じます。

今の高齢者は、高度経済成長時代から日本の景気の一番いい時代を生きた世代
だと思いますが、この世代でもこの状況下と思うと、現在の不況の中を生きて
ゴールを迎える現役世代はどれだけの人が苦しい状況になるのか、想像しただけで
ぞっとします。

高齢化が進んで、昔より「予想以上に長生きしてしまう」ということが、幸せな
一面経済的な負担を生んでしまっていることもあるでしょう。

と、言うとずいぶん暗いニュースになってしまいますが、大丈夫です。

そんなことにならないように、私たちＦＰがいますよー！(^.^)/~~~

真剣にライフプランを考え、備えることで多くの問題が解決できるはずです。

みんなに与えられた「時間」という財産を有効に活用するために、ぜひＦＰに
ご相談ください。




って、宣伝になっちゃった。(~_~;)



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