ヤフー、Tポイントと合体!(予定)

FP-Dai

2012年06月20日 16:12




「ヤフーとCCCポイント統合
  ネット・店舗、相互誘客
  新会社で来春メド
   2012年6月20日 日経新聞13面」


ヤフーとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は19日、両社の
ポイント制度を来春をメドに統合すると発表しました。

両社のポイントはCCCの「Tポイント」に一本化する予定。


CCCが自社で運営している「Tポイント」プログラム運営事業を
新設分割し、新会社を10月に設立するそうです。

ネット利用のユーザーIDはヤフーのIDに統一されます。

CCCは5月末時点でTポイント会員を4045万人抱え、ヤフーの稼動
会員は今年1~3月時点で2641万人だそうです。

重複している人も相当数いると思われますが、一大勢力となりそうですね。


ポイントの統合により、ヤフーは実際の店舗での利用情報も詳しく
把握できるようになるようで、個人情報に配慮しながらターゲットを
絞ったネット広告などにつなげる予定です。

ツタヤで韓流のDVDばかりレンタルした人に韓国旅行の広告を露出
させたり、その人の行動範囲の中にある美容室や飲食店の情報などを
流したりといったことが可能になるのかもしれません。

一方、CCCはヤフーが提供するネット上のサービスを通じて加盟店への
誘客に力が入れられるメリットがあります。


ヤフーでは月間5100万人がネットを閲覧するほか、ネット通販で
3万7千店の加盟店を持ちます。

CCCはTポイント加盟店を4万6千点抱えており、相乗効果で利用者数
などの「ケタが上がる」と期待されています。



こうしたポイントでは、他にネットとクレジットカード、銀行、証券
などのサービスを複合する楽天ポイント、ファミリーマートやゲオなど
実店舗での展開を広げているポンタカード、マイルの老舗ANAカード
マイレージサービスなどがあります。

最近では大手流通系企業が運営するクレジットカードに付帯する、
イオン系のwaonやセブン&アイホールディングスのナナコカード
などの勢力が急拡大してきています。


私たち利用者側からとっても、こうしたポイントサービスは見逃せなく
なってきました。

上手に活用すれば年間1万~2万円程度のポイントを稼ぐことも
夢ではなく、銀行預金の金利などよりよっぽど魅力が出てきています。


ポイントを貯めても便利に使えるかどうか、ということも利用者側から
すると重要な問題です。

利用できる単位のポイントになるまでに時間がかかったり、使わないで
いると失効してしまったり、あまり魅力の無いカタログギフトの中から
しか選べなかったりでは、せっかく貯めても効果が減ってしまいます。

今回のポイント統合で、ネットでも実店舗でも貯めたり使ったり
できるようになれば、利用者の魅力も大幅に高まるでしょう。


私は現在、楽天ポイントをメインに活用してますが、これからは
Tポイントの活用法にも注目していきたいと思います。






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