住宅エコポイントの申請期限が7月に短縮されます

FP-Dai

2011年05月13日 10:12



「住宅エコポイント短縮へ
  申請増で7月末までに
   2011年5月13日 日経新聞 4面」


国土交通省は「住宅エコポイント」の期限を5か月短縮する方針
であることを発表しました。

住宅エコポイントは、省エネ住宅の新築・改修時に商品に交換
出来るポイントを与える制度で、新築一戸建ての住宅を購入
した場合、約30万円(30万ポイント)を受け取れ、商品などに
交換することができます。


現状は、対象となる工事の着工が2011年12月末までとして
いましたが、7月末までに変更するとのこと。

申請が予想以上に多く、用意していた2400億円の予算枠の
上限に近付いてきているためです。


実際に新築で住宅取得を考えている方は、7月末着工というと
現時点で・・・

・すでに土地は決まっている。
・土地の登記上の準備や決済手続きのスケジュールが見えている。
・建築会社もすぐに決めることができる。
・建物の打ち合わせを短期間でできる。
・建築会社が部材の仕入れや準備など、7月着工に対応できる。

という方になってくるでしょうか?

今から住宅メーカーを選んで土地も探して・・というと、
住宅エコポイントの取得は厳しいかもしれません(-_-;)


建売住宅や改修・リフォームの場合は急げば間に合うのでは
ないでしょうか。


もちろん、エコポイントのために選ぶ家を変えるというのは
どうかと思いますので、人生最大の買い物で失敗しないように
していただきたいと思います。


エコポイントの30万円は受け取れなくても、住宅ローン選びで
条件のいいローンと出会う事が出来れば、あっという間に
数十万~100万単位でお得になることもあるのです。

頑張りどころですね!


住宅ローンと言えば、今大人気のフラット35S(当初10年1%
優遇)にも、予算の上限があります。

こちらも今年の12月末までの申請という決まりになっていますが、
予定以上に申し込みが多いようですし、復興予算などの関係で
追加の予算も難しいかもしれませんので、短縮の可能性が高い
かもしれません。

私個人の無責任な感覚をつぶやかせていただくと、「夏ごろまで」
に急いだ方がいいのでは、と思います(^^ゞ


関連記事:浜松でファイナンシャルプランナー事務所を立ち上げました


      「家を買うときなぜフラット35を勧められないのか
      「家を買うタイミングだけで700万円
      「震災と二重のローン問題
      「中古ライフスタイルが新しく
      「おひとり様の住宅購入
      「エネルギー自給自足住宅
      「太陽光発電コストが10分の1になる新技術
      「震災で失った家を建て直すために
      「家庭の節電対策 効果の目安
      「男性の結婚、年収300万円の壁


ファイナンシャルプランナー FP-dai

中立な立場で住宅ローンの相談ができる・・・

関連記事