「ハングリー精神」輸入方法

FP-Dai

2011年02月21日 16:35

「経営の視点 「起業国家」に学ぶこと
  やる気湧く仕組み作り 必須
   2011年2月21日 日経新聞 9面」


「ベンチャー企業国家」と言われているシンガポールの戦略からは
学ぶことが多いという記事です。

シンガポールは1人当たり国内総生産(GDP)が日本とほぼ同じで
豊かですが、活気は衰えていません。

「豊かになってハングリー精神がなくなったら、やる気のある人材を
輸入すればいい」とは政府顧問のコメント。

シンガポール政府は、アジア各国から優秀だが貧しい10代半ばの
学生を招き、博士号取得まで厚遇しているそうです。

留学生は生きるために半年で英語を習得し、他の成績も落ちれば
帰国という環境の元、必死で勉強するそうです。

それが、シンガポール国民を刺激しているといいます。


労働者の大量移民もハングリー精神を支え、単純労働者などだけで
なく、若手ベンチャー起業家もおおく取り込んでおり、日本人でも
シンガポールに移住してビジネスを展開しようとする人が増えて
いるようです。

「やる気」や「若い力」が海外に流出してしまっているようで
さびしいですね(-_-;)


経済成長に向け大事なことは、「やる気を出していくシステムを
社会に作りこむことではないか」との声もあり、私もその通りだと
考えています。

成功するかどうかは「運とコネ」が重要と考える若者も多いよう
ですが、自分で挑戦してやろうといういう気概を大切にして
欲しいと思います。


明らかに、「ハングリー精神」は少なくなってしまった気がします。

シンガポールのように、「ハングリー精神」を輸入する、というのも
一つの方法だと思いますし、世界を見て「ハングリー精神」を
思い出す、という事も有効かもしれません。


私もとりあえず、晩御飯のお代わりをやめときましょう・・・(^^ゞ


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