ネット生保の保険料が安いとは限らない

FP-Dai

2011年08月10日 09:17

「ネット生保 最安値 攻勢
  定期死亡 4~5割の水準まで低下
  大手は参入に慎重
   2011年8月9日 日経新聞 4面」


インターネットで生命保険を販売する「ネット生保」による保険料
値下げ競争が激しくなってきたそうです。

定期死亡保険の保険料は大手生保の4~5割の水準まで低下しており、
対面を主力とする既存生保も参入も相次いでいます。


ネット生保というと、ネクスティア、ライフネット、オリックス
などが有名です。


消費者のわれわれからすると、選択肢が多いことや、保険会社同士の
競争が起こるのはいいことだと思います。

ネット系の保険会社で保険料が安いのは定期保険という、死亡や
高度障害になった時の保障をする掛け捨ての生命保険です。

保険料が高い、安いだけが全てではありませんが、比較していくと、
年齢が若くリスクが少ない層に対しての割引が強いようです。

しかし、そのネット生保も、ネットだから何でもかんでも安い、と
言うものではありません。

最近の保険商品には、リスク細分型といって、その人の健康状態や
仕事の内容などによって保険料を割り引いた保険があり、条件に
当てはまる人はネット生保より安くなることもあります。


40歳男性、保険金2000万円、10年の定期保険で比較すると、

  ・ネクスティア 4740円 
  ・ライフネット 4910円
  ・オリックス 4601円

であるのに対し、タバコをすわない健康な方だが適用される条件だと、

  ・メットライフアリコ 3600円
  ・損保ジャパンひまわり4360円
  ・日本興和 4460円
  ・あいおい生命 4580円

となります。


保険は保険料だけでなく、機能にも差がありますのでしっかりと内容の
説明を聞いて選ぶほうが懸命です。

本来、人の命に対する支払い要件となる生命保険は、対面販売での
取り扱いしかしてはいけないというルールでした。


定期保険だけでは全てのリスクをフォローすることは不可能で、
総合的に保険に加入しようとすると、医療保険、終身保険、がん保険
なども検討しなければなりません。


やはり、たくさんの保険会社から選ぶのであれば専門家のアドバイスが
必要であると思われます(*^^)v




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