保険会社の営業手法

FP-Dai

2010年12月12日 12:17

「大手生保の営業体制 契約維持に転換へ
  人口減で新規増えず
   2010年12月11日 日経新聞」


GNP営業(義理、人情、プレゼント)と揶揄された生保業界の
営業スタイルが少しづつ変わるかもしれません。

大手生命保険会社が、契約の「獲得」から「維持」に重点を
置く戦略に移行しているようです。

住友生命では、契約者への訪問回数に応じてポイントを付与し
給与に反映する制度を導入。日本生命や第一生命でも契約者への
説明力を高めるための研修を強化しているそうです。

契約者を繋ぎ止めることと同時に、保険料の不払いや請求漏れ、
契約者の誤認識などを防ぐ効果も期待されているようです。

営業社員の採用制度も今までの大量採用、大量脱落ではなく、
長期的に働ける職員を増やすよう変革しており、営業職員の
「5年後在籍率」を現在の10%(!!それもびっくりですが(-_-;))
から25%に引き上げたい考えだそうです。

お客様を大切にする体制という面では、我々消費者にとっては
歓迎できる変革かもしれませんね。


気を付けたいところは、合う頻度が高くなるという事は、
「新しい保険へ、」と契約の見直しを進める頻度も高くなると
いうこと。

生命保険は、見直しをした方がいい場合と、見直しをしない方が
いい場合があり、商品にカタチがないためどちらがいいのか
一般の消費者の皆さんには判断しにくいところ。

「入院1日目から払われます」とか、「高度先進医療も保証します」
など、細かいところに目を奪われてあわてて見直しをすると
本質的には大きく遠回りしてしまうことが多々あります。

間違った選択をしないためにも、中立なファイナンシャルプランナーに
ご相談を。保険のセカンドオピニオンで、自分で判断できる知識を
身に付けることが、自分を守ることにもなりますよ(^.^)/~~~





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